仮想通貨の中でもっとも時価総額が高い通貨がビットコインです。
そして通貨ですので円やドルなどの通貨単位があり、ビットコインの通貨単位はBTCと表記されます。
また一部の金融機関ではXBTと表記される事もあります。
これは独立した通貨の先頭にはXが置かれるためです。
ビットコインはどこかの国が管理している通貨ではなく、全世界共通の独立した通貨になります。
たとえば国と独立したものとして「金」がありますが、金はXAUと表記されます。(X+AU(金の元素記号)
また1ビットコイン(BTC)の価格はどんどん上昇しております。
現に2020年3月は1BTCの価格が60〜70万円台でしたが、1年後の2021年3月には1BTCの価格が600万円前後まで上昇しております。
価格の変動が激しいビットコインですが、今後もさらに価格をあげていく事と思われます。
そんなビットコインですがどのような単位があるか解説します。
ビットコインの単位
まずビットコインには下記の単位があります。
1BTC
1mBTC(ミリビットコイン) = 0.001BTC (1BTCの1000分の1)
1μBTC(マイクロビットコイン) = 0.000001BTC (1BTCの100万分の1)
1Satoshi (サトシ) = 0.00000001BTC (1BTCの1億分の1)
現在(2021.4)のビットコインの価格にあてはめてみると・・
1BTCの価格はその時ごとで価格の変動が激しいため、1BTCがいくらとは決まっていません。
ですので2021年4月時点での価格をもとに計算してみると、下記の価格になります。
1BTC = 約600万(2021.4現在)
1mBTC = 約6000円
1μBTC = 約6円
1Satoshi = 約0.06円
ビットコイン(BTC)は今後全世界共通の標準単位となる可能性もあり、そうなると商品の価格がBTC表記となります。
仮に6000円のドライヤーがあったとすると、上記の単位にあてはめると1mBTCになるという事です。
Satoshi(サトシ)はビットコインを考案した人の名前からきている
ビットコインの最小単位として1Satoshiがありますが、これはビットコインを考案したサトシ・ナカモト氏の名前からとられています。
もともとビットコインは国の情勢などに左右されず、誰も介入できない独立した金融システムとしてつくられた通貨になります。
そのビットコインは国家や中央銀行のような中央に管理者を置かないブロックチェーンという仕組みによって管理されていますが、一番初めのブロックには創始者であるサトシ・ナカモト氏のメッセージが刻まれています。
そして創始者であるサトシ・ナカモト氏に敬意を払い、ビットコインの最小単位にはSatoshiが使われています。
ちなみに一見名前を見ると日本人のようだけど、実際には正体不明の人物で、実は日本人ではない可能性が高いと言われているよ!
今現在ビットコインを使って日常の買い物をするという事はまだまだ少ないため、単位についてはまだ覚えておかなくても全く問題はありません。
しかし今後ビットコインなどの仮想通貨が未来の通貨としての価値をどんどんあげていく事が予想されますので、頭の片隅にでも単位を覚えておくと役立つ日がくるかもしれませんね。
今は1Satoshiの価格は低いけど、今後1BTCの価格はどんどんあがる可能性が高いから、○○Satoshiって価格表記される時もやってくるかも!