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仮想通貨で耳にする【トラストレス】という言葉にはとても深い意味があった

仮想通貨やビットコインについて勉強しているとブロックチェーンという重要な仕組みが出てきます。

そしてブロックチェーンの仕組みについて詳しく調べていくとトラストレスという重要ワードが出てきます。

ブロックチェーンはトラストレスという思想のもとつくられた!

ビットコインはトラストレスだ!

といった言葉が出てきますが、そもそもトラストレスとは何なのでしょうか。

こちらの記事では初心者でも分かりやすいよう、トラストレスの概念を解説していきます。

この記事で分かる事

トラストレスとはどういう意味なのか

目次
まりお
この記事を書いてる人
投資や資産運用を怪しいものとしか考えていない妻に、投資の楽しさ、大切さを分かってもらうためにブログを書いている。目標はブログと投資の利益で住宅ローンを10年で完済する事。ビットコインと柴犬が大好き。

トラストレスとは「信用する必要がない」

まずトラスト(Trsut)とは「信用」、そしてレス(less)は「〜がない」

Trustless = 信用できない

そのまま訳すると「信用できない」「信用しない」となりますが、ビットコインやブロックチェーンの仕組みを信用しないという意味ではありません。

これは分かりやすい意味に置き換えると「信用する必要がない」となり、ビットコインやブロックチェーンの仕組みをわざわざ信用する必要がないというニュアンスになります。

つまり「信用する必要がない」=ブロックチェーンという仕組みが不正が絶対的にできない仕組みなため、わざわざ信用する必要がない!という事です。

現在のお金に置き換えると、私たちは「銀行」という仕組みを信用している事になる

ここで一旦私たちが普段使うお金に置き換えて考えてみましょう。

例えば振り込みする時や入金してもらう時、私たちは銀行を利用する事になります。

そして銀行を利用するという事は、必然的に銀行という仕組みを信用している事になります。

例えば

銀行ならお金を預けて大丈夫だ

銀行から振り込めば必ず相手にお金が届く

など、普段はここまで考える事はないと思いますが、それは銀行という仕組みを信用しているからこそ利用している事になります。

もし銀行にお金を預けておくと不正に盗まれてしまう心配があれば、銀行にお金を預けようとはしません。

また最近普及してきたキャッシュレス決済も同じ事が言えます。

〇〇payなどたくさんのキャッシュレス決済方法が増え、実際に利用している方もどんどん増えている事でしょう。

そしてこちらも〇〇payを提供している企業を信用しているからこそ利用する事ができます。

例えばSuicaやLINE Pay、PayPayなど有名な電子マネーがありますが、こちらも心のどこかで信用しているからこそ私たちは利用しているという事になります。

ブロックチェーンでは銀行のように第三者を置かず、かつ不正が絶対的にできない仕組みになっている

現在のお金(法定通貨)ではお金を入金したり送金するには銀行を間に挟まないといけません。

つまり銀行が第三者の立場となり取引する仕組みになっています。

しかしビットコインを管理するブロックチェーンでは、銀行のように中央となる管理者を置かず、第三者がいなくても個人間での取引が可能な仕組みになっています。

そしてブロックチェーンとは簡単に説明すると、絶対的に不正やハッキングなどができない仕組みになっています。

ビットコインという実体のないデジタル通貨として価値を持たせるには、まずコピーやデータの改ざんなど、不正が絶対的にできない仕組みが必ず必要になってきます。

そのビットコインを安全に管理し、かつ不正などできない仕組みとしてつくられたのがブロックチェーンでした。

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不正をするより正しくマイニングしたほうが莫大な報酬がもらえる

ブロックチェーンでは世界中で行われているビットコインなどの取引履歴がブロックに記録され、全てのブロックに記録されているデータが繋がっています。

ブロックは一定時間(約10分に1つ)に生成されていますが、ブロックを生成(取引履歴の承認作業)をする事をマイニングとよびます。

ブロックチェーンでは暗号化された取引履歴が全て繋がっている

そしてマイニングするにはものすごい数の暗号を高性能なコンピューターを使って解読していく必要があります。

さらに暗号を解きマイニングに成功するとものすごい額の報酬がもらえる仕組みになっています。

2021.4現在、マイニングに成功すると6.25BTCが報酬として発生し、仮に1BTCが500万円なら約3000万もの報酬が発生する事になる。

ちなみに一つのブロックにマイニングできるのは1人と決まっており、世界中のマイナー(マイニングに参加している人たち)がビットコインの取引履歴を常に監視している仕組みになっています。

そのため不正をするよりものすごい額の報酬がもらえるマイニング(暗号を正しく承認する)をした方がほうが経済的効果が大きく、かつ不正をしようとしても他のブロックのデータと照らし合わせればすぐに不正だと分かるため、ブロックチェーンでは絶対的に不正ができない仕組みになっています。

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トラストレスは今後の社会をつくっていく上で重要なキーワード

ブロックチェーンは絶対的に不正ができない仕組みで管理されているため、そもそも「信用する必要がない」「わざわざ信用しなくても安全に利用できる仕組みが確立されている」という事になります。

そもそも仮想通貨のはじまりであるビットコインは、現在私たちが使っている法定通貨を信用できない人たちによってつくられました。

国の情勢やテロ、破綻などでお金の価値が変わる事に疑問を感じ、これらの情勢などに左右されず、世界中安全に誰でも共通の通貨としてつくられたのがビットコインでした。

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そして法定通貨のように第三者となる銀行を置かず、第三者がいなくても安全に利用できる仕組みがブロックチェーンによってつくられました。

その思想はもともとトラストレス、つまり誰かを信用する必要がないという思想が原点となっていたわけです。

またトラストレスとは今後の社会をつくっていく上でとても重要なキーワードになっていくかもしれません。

そもそも不正ができない世の中になれば、わざわざ何かを信用する必要がなくなるわけですからね。

つま

なんかトラストレスってものすごい深い言葉だわね・・

まりお

そうだね。理解しようと思っても考えれば考えるほど難しく考えてしまいそうな言葉だと思う

以上、トラストレスについての解説記事でした。

まりお
この記事を書いてる人
投資や資産運用を怪しいものとしか考えていない妻に、投資の楽しさ、大切さを分かってもらうためにブログを書いている。目標はブログと投資の利益で住宅ローンを10年で完済する事。ビットコインと柴犬が大好き。

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